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義務教育を国が全額負担 でもその前に、教師の質を・・・。
義務教育は国が全額負担を 自民党特別委が中間報告

自民党が義務教育について国が全額負担を行うべき、と。

義務教育中であろうと、なにであろうと、サービスを受ける側は最高のサービスを望む。
つまり、小学校でも中学校でも、良いものを子どもに受けさせたい、一生に一度の人生構築の土台作りの時、子どもにはいい教育を受けさせたい、環境のよい学校に入れたい。
これが本音、でしょう。親の。

タダで質の悪い教員と出会わせてしまうより、お金をかけてもいい教員と会わせたい、というのもアリでしょう。
お金が無い、という家でも、同じ義務教育のなかで教員を選ぶ、学校を選ぶということができないということも不満と感じているケースもあるでしょう。

タダにしても人は集まりません。
無料で人が飛びつくのは、そこにお得感があるから。
と、いうことは、まず学校というサービス事業の競争化、教員の切磋琢磨が必要なのでは?
あるいは学校選択制、とか。
でないと、国立・私立にますます流動していくと思います。
教員の給与を出来高制にする、っちゅう話もあったけど、そういう問題ではない。
みんなの税金を有効に使うのなら、まずはじめにサービスの拡充化をお考えになった方がヨイのでは?
少子化の原因も安直な結論に落ち着いてるようだけど、もう少し頭を冷やして、現場に足を運んで耳を澄まされたら如何でしょう。
少子化もそうですが、教育問題(公教育からの市民の脱却)を考えても、日本の公共政策にNOって言ってるわけですよ。この世の中に子どもを生み育ててもろくでもない、というNO。

たまには「でかした!」という、私たち市民の声を聴いた全うな案を出して頂いても良いんではないでしょうか。あなた達も私たちの税金で生きているわけですから、その辺は謙虚になられても良いのでは無いでしょうか。

指導要領の見極めにさえぐらついている中山さんをはじめとした文部科学省。この状態で、うやむやな状態のまま教育問題を解決した気になるのは、100年早いと思うのですが。

このニュースを聞いて、「アホか」と思いました。キレています。ワタクシ。
by thinking_reeds | 2005-05-19 23:59 | 教育・お勉強