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もっとあると思う:支払い漏れ数十億円規模に=損害保険業界全体で
支払い漏れ数十億円規模に=損害保険業界全体で

損保業界で支払い漏れが数十億ある、と言う話。

公表している数字よりももっとあると思う。
人為的なミス、と言うよりもむしろ、意図的な、戦略的な支払い漏れもあると思う。
こう思えるようになったのは、自分が交通事故に遭ってから。
加害者側の保険会社も、自分の保険会社も。
いずれでも感じたことだったので、かなりの確率の戦略的支払い拒否=漏れ、にあたるようにも感じている。

そもそも保険会社自体、加入者=自分の会社にお金を入れてくれている人、という概念が無い。顧客と言う概念もない。あったとしても、形だけである。事故担当系は殆ど概念はない。営業担当系はしっかりしているコトがあるけれど、実際に関わるのは事故担当者だから、各会社の誠意、というものを測るのは難しい。
(新規参入保険会社・外資系については、その辺はキチンとされている。ここでの問題な会社は古参)

その背景はニュースにもあるけれど、加入者の保険の知識のなさが、隠れ蓑になっている。
勉強していけば行くほど、説明されていなかったことに気づく。
そして、それを保険会社に指摘すればするほど、末端担当者から上長へと担当者がシフトしていく。そして、あらゆる言い訳をする。

少なくとも、一般市民がやるべきコトは、保険の約款を一通り読むこと。そして、分からないところは、必ずクリアにしておくこと。
あとは、代理店と仲良くなっておくこと。そして、約款などで不明な点は代理店に尋ねること。
クレームが発生したら、直接保険会社にいうのではなくて、代理店を通すこと。

例えば、加入者自体が怪我をした場合に、怪我の部分に従って、スピーディにお支払いします、といってる割には、時間がかかっている。交通事故からもうすぐ11ヶ月。やっと話がまとまってきた。私の場合は、当時は、黒木瞳のCMの会社だった。
こちらが、質問すればするほどしどろもどろになる。11ヶ月なんて、はじめのうたい文句と全然違うし、当初の怪我の状態で支払う、と言っていた額面とは全く違う額面に変わっている。

加害者側の保険もいい加減。これもまだ示談も成立できていない。
これも、うさんくささがいっぱい見える。まだ、これから、である。

どちらも、(時間があったからだけれど)しっかりと約款を読んだり、知り合いに聞いたり、代理店と相談することで、保険会社は慌てる。
そんなぐらい、あぐらをかいた、客をなめてる保険会社が多いのも事実。

しかし、勉強になった・・・。
そして、保険会社を変えたのはいうまでもない。
by thinking_reeds | 2005-09-05 22:56 | 雑記