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真実をおいかけるということ
息子の執念、不起訴覆す 目撃者捜し、母の死亡事故

数年前に交通事故で亡くなった女性の容疑者を、証拠が十分無くて嫌疑不十分で不起訴から一転罰金刑に変わったというニュース。これには息子が目撃者探しを行い逆転の判決がでた。

この話を聞いて、とてもうれしく感じた。
3年半というと、判決を出すには長い時間だと思う。
息子さんの執念とは言うが、納得いかないものは納得できない。
本当の「真実」を求めて行動した息子さんに経緯を表したい。
同時に、私が「もう、この人に話しても何もないわ」と思ったことをとても恥じたい。
私は法律の専門家でもないが、個人的に感じたことを書きたい。

交通事故を自分が逢って感じたことは、加害者に甘すぎると言うこと。
警察の現場検証も曖昧。検察も曖昧。すべて警察の検証を元に行う。

警察の検証は、怪我をして病院に搬送された私にとっては納得のいかないモノだった。
だって、すべて加害者が現場検証の説明をしているのだもの。
検察もその警察の書類を元に判断をしている。こちらの言い分を言うにも、電話だけ(だって歩けないのだもの)。
で、知らないうちに判断が下される。
後で、公開書類を見て唖然とするコトになる。
詳しいことは書ききれないのでこの辺にしておくが・・・。

警察も、こちらの状況を聴いていながら、実況見分には入れていなかった。
その指摘をすると、頭を掻いて「そーでしたかなぁー」だって。

後日談になるが、この前、警察から電話があった。
「怪我の調子はどうですか」と。よくきくと、加害者の行政処分(免許の点数)が、事故を起こす前からたくさんたまっていた、今回私との事故で免許取り上げになる。しかし、彼は職業ドライバー(トラックの運転手)である。だから怪我の具合でちょっと加減したい・・・と。
事故は事故、免許を持った人は、職業ドライバーであろうと無かろうと、みんな、点数の重みは一緒じゃないのか? と感じた。
でも、この人達に行ってもしかたない。と諦めてしまった。

正しいこととそうでないこと、はっきりさせることも大切だし、同時にオカシイと思うことにもう少し堂々とものごとを言えるようになりたい、そう思った・・・。
by thinking_reeds | 2005-05-28 12:55 | 雑記