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救急のこと 
これを教育というのかな、と思いつつ。

先ほど車で自宅に戻った。駐車場に車を入れるときにバックで入るのだが、そこに人が倒れてる。
ハザード出して一旦車を止めて、おりてみてみると大学生ぐらい。
酔っぱらっている。しかも戻してる。
友達らしい3人が、遠くから彼を見ている。

私が、泥酔している大学生らしい男の子に、「おーい、ここどこか分かる?」と言っても返事がない。そして、友達らしい子たちはまだ近づかない。
泥酔大学生の息は細々。顔は真っ白。ヤバイよなぁ。と思って、その子たちに119に連絡するように言う。そしたら、「飲み過ぎただけで、本人がワルイしー、吐くのがワルイしー。そっとしておくのが一番ー」と答えよった。

当てにならん。

とりあえず、口の中に息を止めるモノが無いか確認して、身体を横にする、締め付ける服装部分をゆるめる。パンツのベルトとボタンも外してやる。
そこで、3人の中の1人。「どうしてそんな嫌らしいこと、するんですか! 私の彼氏なのに!」
(アホ、そんなこと言うなら真剣に現状に向き合え、そして、泥酔君に一言、こんなアホな女とつきあうな!)
無視して身体を息のしやすいやり方にしてやる。そして、もう1人に、119して、水買ってきて、と指示する。ようやく動きローソンに走る。

また、戻し始める。とりあえず、顔色がマシになってくる。でもキケン域。
119がくる。

イロイロ消防員さんに伝えて、連れていってもらう。きっと、もう大丈夫と思うけど、倒れている人ってモノにしか見えないんだろうか? 仲の良い友人のハズらしいのに。
あとで救急車に乗らなかった子に聞いた。
大学名と何故離れていたかを。

「だって、怖かったもん。目をむいて」(なら助けろ)
でも、大学名を聞いて納得した。こんな判断はヨクナイでしょうけどねえ。当たることもあるんですよねぇ。

救急法、初歩段階だけで良いから、みんなが分かればいいなと思う。
by thinking_reeds | 2005-08-10 23:14 | 教育・お勉強